
ジャコメッテーの「3人の歩く男たち」は、知らない人たちがすれ違い、次の瞬間には離れ去っていく都会の日常の場面を切り取っています。3人の視線は合わず、それぞれの方向に歩いく様子は、周りに沢山の人がいるにもかかわらず、都会生活に誰もが感じたことのある疎外感、孤独感をわかりやすく抽出しています。今の社会はどうでしょう。益々、人間関係を築き難くなっているように感じます。「association」は、そういうマイナスの感情をどうやって克服していけるかを考えた作品です。人は1人では生きていけないのに、他人を受け入れることをせず、自分のやりたいことばかり追求していけば、発展性もなく閉じていくことにななるのでは。違う方向を向いている3体が、価値観の違う他人を受け入れ、多様性や変化をうまく取り入れ、認め合える関係性を持つことができれば良いのではないか。私自身も価値観の違う人を認めあえるように変わっいかなければと言い聞かせるように制作した作品です。