Creative Studio Fe56+

自然農、登山、旅、制作を通して、新しい表現を探求しています。


【ロンドン7日目】


変化に気づく|外の旅から内側の旅へ

■ 最後にもう一度、街へ出る

ロンドンで過ごす最後の日。

これまでのように何かを探すのではなく、
ただ街の中を歩く。

目的地はあるが、
それは「行く理由」であって、
「得る目的」ではなくなっていた。

■ バンクシー|都市の中の違和感

Beech Street Tunnelへ向かう。

壁に描かれたバンクシーの作品。

それは、美術館の中にある作品とは違い、
街の中に突然現れる。

日常の中にある違和感。

それは、
「ここにあるべきではないもの」があることで、
逆にその場所を強く意識させる。

作品は、
空間の意味を変える力を持っていると感じた。 

■ シャーロック・ホームズ|物語の場所

次に、ベーカー・ストリートへ。

シャーロック・ホームズ。

子供の頃からシャーロック・ホームズの物語を見てきた。
今でも映画や、ドラマを見ている。

実在しない人物なのに、
この場所には確かな存在感がある。

人は、物語によって場所に意味を与える。

実際に存在したかどうかではなく、
「信じられていること」が、
空間をつくっている。

■ キュー・ガーデン|自然と向き合う

キュー・ガーデンへ向かう。

都市の中にありながら、
そこには全く違う時間が流れていた。

植物、空気、光。

これまで見てきた構造とは違い、
ここには人が作り出したものではない流れがある。

それでも、
その空間は人の手によって整えられている。

自然と人工の境界が、
ここでもまた曖昧になっていた。 

■ 自分の変化に気づく

この日、一番感じたのは、
見ているものではなく、自分の変化だった。

最初の頃は、
英語が分からず、焦り、戸惑っていた。

しかし、この頃には、
分からないことに対して、
落ち着いて向き合うことができるようになっていた。

「分からない」という顔をする。
「もう少しゆっくり話してほしい」と伝える。

完璧に理解することではなく、
関わろうとすること。

その姿勢が変わっていた。 

■ ツールと自分

翻訳アプリ、Googleマップ、ChatGPT。

旅の中で、これらは欠かせない存在だった。

しかし、すべてがうまく使えるわけではない。

圏外になる。
バッテリーが切れる。

そのたびに、
自分で考え、判断し、行動する必要があった。

ツールに頼りながらも、
最終的に動くのは自分自身だった。 

■ この日のまとめ

この日は、
何かを見る日ではなかった。

自分がどう変わったのかに気づく日だった。

不安から始まり、
少しずつ慣れ、
最後には関わることができるようになる。

その変化こそが、
今回の旅で得た一番大きなものだった。

■ あとがき

英語力は高くない。

それでも、
この旅を通して、自分は動くことができた。

完璧ではなくてもいい。

重要なのは、
その場でどうするか。

ロンドンでの時間は、
自分の中の「行動する力」を確かめる時間でもあった。


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