
220㎝×120㎝×100㎝ 第72回二紀展出品
二つのかたちは、互いに背を向けながら、支え合うように立っている。
支え合うことで保たれている、当たり前の日常。
しかし、相手に頼りすぎても、自分だけで抱え込んでも、その関係はやがて立ちゆかなくなる。
どちらかの想いが強すぎたり、弱すぎたりすれば、二人の間にある微妙な均衡は崩れてしまう。
家族、友人、仕事仲間など、人と人との関係は、近すぎても遠すぎても難しい。
つながりを求めながら、互いを縛ることなく、どのような距離で向き合えばよいのか。
人を支えること、支えられること、そして、それぞれが自分の足で立つこと。
その間にある「心地よい距離」と「想いの均衡」を探りながら制作した。